めがね

だいぶ前に観たような気もしたのだけれど、おかしな体操の場面とうめぼしをほおばる場面が印象的で、どんなストーリーだったかな?と気になり、改めて観た「めがね」。

最初にびっくりしたのは、主人公のタエコってこんなにカリカリしてたっけ?でした。前半はずっと、まぁそんなにカリカリしないで・・・とハラハラ。タエコ側?ハマダ側?自分の立ち位置が変わったのかもしれないなぁとじんわりしたり。

会話の少なさもいいなと思いました。あれこれ説明しない。ひとそれぞれ、わかりあう必要もない。楽しいな、いい気分だな、と思えるひとときをきっちり味わえばいいじゃない、ということなのかな。

うめぼしをほおばる場面、確かにこの作品のシーンだったけれど、話の流れはかもめ食堂とごっちゃになっていました。人間の記憶って、ほんとにいい加減だということがわかりました。ま、そのほうがいいのかもしれないけどね。

めがね

脚本・監督:荻上直子

キャスト:
小林聡美、市川実日子、加瀬亮、光石研、もたいまさこ

製作:2007年 / 日本