ラタトゥイユ

夏野菜といえば!のラタトゥイユ。おうちごとに作り方はさまざまのはず。うちでは、基本的に家にある野菜とオリーブオイル、お塩だけで仕上げます。あっさり、さっぱり、だからこそ毎日食べても飽きない家庭料理ならではのレシピです。

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ラタトゥイユのつくり方

材料(つくりやすい分量):
ズッキーニ・・・1本
なす・・・2本
パプリカ・・・1個(ピーマンを使う場合は3~4個)
たまねぎ・・・1個
にんにく・・・1片
トマト・・・1個(またはトマト缶・・・1/2~1缶)
たかのつめ・・・1本
ローリエ・・・1枚(お好みでタイムやオレガノなど、他のハーブを使っても!)
オリーブオイル・・・大さじ1~2
塩・・・小さじ1~2

つくり方:
1.ズッキーニはへたを落とし、縦半分(もしくは1/4)にしてから乱切りにします。なすもズッキーニと同じように切ります。パプリカは半分に切り、へたと種をとり、ズッキーニと同じくらいの大きさに切ります。たまねぎはへたと根を切落とし、皮をむき、1cm幅くらいのくし型に切ります。にんにくは包丁の腹でつぶして根、芽をとり、粗みじんにします。
2.鍋にオリーブオイル、にんにく、たかのつめ、ローリエの葉を入れて弱めの中火にかけ、いい香りがしてきたら、たまねぎを加えます。たまねぎ全体に油がまわるようにざっと混ぜたら、ふたをして、4分ほど蒸し焼きにします。
3.2.にズッキーニ、なすを加えてざっと混ぜ、ふたをして4分ほど蒸し焼きにします。パプリカまたはピーマンを加えてざっと混ぜ、塩小さじ1/2ほどをふり、ふたをして蒸し焼きにします。
4.トマトのへたをとり、ざく切りにします(トマト缶を使う場合はキッチンばさみを缶に入れてざくざくと切ります)。3.にトマトを加えて、ふたをして10分ほど蒸し煮にします。(この頃には野菜の水分がでて、蒸し焼きというよりも蒸し煮になっているはずです。)
5.味見をして、塩で味を整えます。私は少し歯ごたえが残るくらいに仕上げますが、野菜が好みの柔らかさになるまで火を入れてできあがりです。

* 材料は参考まで。いんげんや小松菜などの青菜、しめじやエリンギなどを加えることもあります。
* 野菜の切り方もその時の気分で。拍子木切りにすることも多いです。均等に火が入るよう、野菜の大きさ、鍋に加えるタイミングで調整します。
* ポイントは蒸し焼きするときの火加減。火が弱すぎると水っぽくなり、強すぎると焦げてしまいます。基本は中火で。なべ底の野菜がうっすら色づくくらいがベストです。
* 生のトマトを使うとよりあっさりに、トマト缶を使うとコクがでます。暑いときは仕上げにレモンやお酢を加えてよりさっぱり仕上げても。(写真はトマト缶を使ったもの。)
* じっくり蒸し焼きすることで、野菜のうまみをひきだすレシピですが、物足りないと思う方もいるかも。ベーコンやソーセージを加えたり、コンソメを少量加えても。仕上げにオリーブオイルをまわしいれるだけでも、コクが増します。
* 温かいもの、冷たくしたもの、どちらもおいしいです。少量よりも、多めに作ったほうがおいしくできるので、粗熱がとれたら冷蔵庫にいれて、その都度、温めたり、チーズやたまごをのせてオーブンで焼いたりしていただくのがおすすめです。